2015年6月28日日曜日

book324 『ジョイ・ラック・クラブ』 エイミ・タン (1990訳)

古い中国から 突然アメリカにやってきた母たちと
生まれたときからコカ・コーラとテレビに囲まれた娘たち

英語がうまく話せない母と
中国語が話せない娘

中国という大きな故郷から離れられない母と
アメリカ社会の中に同化していき アメリカ式に離婚までしてしまう娘

男性中心社会のなかで従属して生きてきた母と
新しい時代をさっそうと自立して生きていこうとする娘

母と娘の生きる環境は あまりに違い過ぎる


【概要】                    

The Joy Luck Club (1989) Amy Tan

1949年、サンフランシスコ。過去の影に引かれるように4人の中国人女性が集まり、マージャンの卓をかこみ、点心を食べ、昔話をする会を開く。彼女らはその集まりを“ジョイ・ラック・クラブ”と名づけた。それからほぼ40年が経って、メンバーの一人が亡くなった。その娘があとを引き継ぎ、母親の長年の希いと悲劇的な秘密を初めて知らされる。それをきっかけに、“ジョイ・ラック・クラブ”の女たちは各々の過去をたどり、記憶にとどめ、物語りたい衝動にかられていく。

【読むきっかけ&目的&感想】               

コミュニケーション・ギャップについて書いた某エッセイで知った本。

さくら好み ★★★



【備忘録】                                       

著者 エイミ・タン(1952.2.19 - 、63歳)

アメリカ人の小説家。

カリフォルニア州オークランドに、バプテスト教会の牧師だった父親と看護婦の母親の間に生まれる。彼女が14歳のとき、父親と兄が脳腫瘍で死去。スイスに移るが、後にアメリカに戻りサンノゼ州立大学で言語学を学び、子供のためのスピーチ・セラピストとして働くようになる。